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欲望と幻想の市場 [読書]

欲望と幻想の市場-伝説の投機王リバモアを読みました。言わずと知れた、ジェシー・ローリストン・リバモア氏をテーマに書かれた小説です。

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実際は、エドウィン・フェーブル氏が書いた物で、原書の主人公の名前は、ラリーリビングストンという名前だそうですが、あまりにも心情の描写等が生々しくて、普通に読んでいるとジェシーリバモア氏が書いた自伝の様に感じてしまいます。(日本語版では、主人公の名前はジェシーリバモアとなっている。)

原書は1923年に書かれた古いもので、そんなに古い本を読んで、現代の投資に役に立つのかと思うかも知れませんが、私は非常に役に立つと感じました。

むしろ、100年近くも時代が離れている作品だからこそ、時代によって変わってしまう相場の側面と時代によって変わらない相場を動かす人の心情や相場の本質を鮮明に映し出します。

語られる内容は当たり前の様に感じるかもしれませんが、だからこそ決して忘れてはならない事なのだと思います。例えをいくつか紹介します。

・個別銘柄を扱う時でも、マーケット全体のコンディションを常に確認せよ。
・同じセクターの中で、動きが違う、鈍い銘柄はないか。それらに注目せよ。
・買い占めるのには高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。
・相場は最弱抵抗線の方へ動くので、抵抗線の強さを常に監視する。

破産と驚異的な復活を繰り返した伝説的なリバモア氏は、結局1940年に自分の人生は失敗だったと書き残して、ピストル自殺をして生涯の幕を閉じます。

投機には、抗い難い魅力がある反面、一歩間違えれば人生を破滅に追いやる恐ろしさをはらんでいます。なので、投機に命をかける自信がない普通の人は、長期分散投資でコツコツと稼ぐのが一番良いのではないかと感じます。







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