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善と悪の経済学 [読書]

今週は善と悪の経済学という本を読みました。
チェコの経済学者が現代の主流派経済学を批判する内容です。経済学を振り返る為に、神話や宗教といったユニークな観点を用いていて、考えたこともなかった内容が盛りだくさんでした。
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自分が特に興味のあった内容をまとめてみます。

経済学を神話の中に見出し、実は現代の主流派経済学も実は非現実的な仮定を利用する神話なのだと著者は主張する。現代の主流派経済学は物理学に似て、数字を重視する。数字は客観的で便利なのだが、経済学で取り扱うはずの倫理など計算で答えの出せない重要な事柄を置き去りにしてしまっている。

現代の主流派経済学では非現実的な仮定を用いているせいで、計算上意味のある結論がだせても、実際の現実世界には役に立たないものばかり生み出している。現代の主流派経済学はいわば砂上の楼閣であり、現実の経済問題に対して正しく対応出来ない。

また、現在の資本主義では、成長の為の成長が至上命題になっている。人類史上最も豊かな現代の人々を見れば、成長による更なる豊かさで人々の幸せが増加するとは考えられない。人々がより幸せになる為に、成長は本当に必要なのかと考える必要がある。

ではどうすれば良いのかというと、答えは簡単にだせないわけですけれども、当たり前と受け入れている既存の考えをまずは疑う事が大切なのではないでしょうか。




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